おとしべ船団活ぼたん海老

トヤマエビ <噴火湾海域>

落部とエビ

北海道噴火湾 落部沖では、水深80〜100Mの海域に生息、一般的には、トヤマエビと言われている。
現在の漁法は、かご漁法であるが初期には昔は、海老かごではなく手繰漁業(てぐりぎょぎょう=小型の底引き漁業)をしていた。
噴火湾落部地区での操業は海老かご漁船24隻。
組合別では、噴火湾の中でも一番多い操業となっています。
近年では、資源保護のため、一年間に3月・4月・9〜11月10日までの操業と噴火湾全体で65隻に限定されている。3.4月では規格外小を捕獲するのを自粛している。
一隻あたり、500かごと北海道知事許可漁業できめられており、北海道の資源管理及び組合での自主規制をたもつことによってトヤマエビの資源管理にとりくんでいます。

生鮮エビ全国へ

落部漁協の着業漁船のうち、ほとんどが船内に冷水設備をほどこしているので、全国へ活出荷がが可能、ほとんどが、生鮮海老として、全国の高級すし店や、レストランで利用されている。市場では、おもに関東以北へ出荷されている。

主な漁業と漁期

えびかご:3〜4月・9〜11月10日

生 態

●分布・回遊
噴火湾では水深80〜100mの海域に主に分布しています。発育段階や生活周期別の分布特性は不明です。
●産卵期・産卵場
・産卵期は7〜8月です。抱卵期間は6〜7ヶ月間で幼生のふ出期は2〜3月です。
・産卵場は不明です。
●成長・成熟

甲長(mm) 体重(g)
1歳 19 5.8
2歳 29 18.2
3歳 29 27.9
4歳 35 34.9
5歳 38 40.4

※甲長・体重:1997〜1999年の漁獲物より(3月時点)
●成熟年齢・甲長
1.5歳でオスからメスに性転換し、およそ甲長28mm前後、2歳で初めて産卵する個体が一部見られますが、多くは2.5歳でオスからメスに性転換し、およそ甲長35mm前後、3歳で初めて産卵して、抱卵メスとなります。メスになってからは毎年産卵します。

資源評価

【評価年】 暦年
【評価方法】 漁獲量・漁獲量は1990年に近年最高の790トンを記録しましたが、その後は増減を繰り返しながら漸減傾向にあります。2006年は前年よりわずかに増加し253トンになりました。
1993年以降のCPUEの推移は、漁獲量と同様の推移を示しており、2006年の資源水準は中水準と考えられます。漁獲量は1歳の加入量に大きく依存していますが、加入量を予測することは困難です。2007年については、2006年よりもかなり減少すると判断しました。

資源の維持・増大のために!

●資源管理の現状(主なもの)
・許可の制限条件等 操業期間、かご数・目合(10節)などを定めています。
・自主規制 春季(3・4月)の小型えび(1歳:甲長25mm未満)保護に取り組んでいます。

※現在の措置に加え、ふ出群を保護するため春季の解禁日を遅らせることを検討する必要があります。

PAGE TOP